車中泊の場所は関東にも穴場が多い

車中泊の醍醐味は、宿泊場所を自由に設定できることにあると思います。

旅行の際、どこかホテルに泊まると思いますが、ホテルのある場所が目的地じゃないことも多いと思います。

私は車でドライブすることが好きなので、関東の景色の良いドライブスポットを行き先にすることも多いのですが、そのような場所はホテルがあるような町中から離れていることがほとんどです。

目当てのドライブスポットに行くのに、その場所から離れたホテルに泊まるのは時間がもったいないですよね。

だから車中泊をして、寝て起きてもすぐにドライブできることが最高の選択肢だと思っています。

では車中泊するならどんな場所を選ぶのが良いか?

実は関東には車中泊する上での穴場が多くありますので、最高の旅にするための車中泊場所について考えてみました。

車中泊に向けての準備

車中泊を快適にするためには事前準備も必要です。

特に季節が寒い、暑い時期ですと気候に応じた対策も必要になってきます。

車中泊をするための車選び

車中泊では、横になって寝るられるかどうかが重要になってきます。

私は2シーターの車で車中泊を強行した事もありますが、寝ても疲れが取れないため翌日の行動に影響してきます。

シートをリクライニングでき、横になれるだけのスペースを確保できる室内長をもった車が望ましいです。

例えば軽自動車ならタント等のモアスペース系や1BOXタイプです。

車中泊するのにおすすめな軽自動車

軽自動車であれば日常でも使用ができ、高速料金も安い等のメリットがあります。人数が2人以下であれば、軽自動車で十分かと思いますね。

横になる際に段差をなくす

シートを倒してもあまり快適にはなりません。シートには段差があるため、完全に平らにならず寝返りをうちづらい姿勢になるからです。

シートの段差をなくすためにはマットレスをひいておくと、適度なクッション性もあるため快適になります。

1人で車中泊するなら布団でも良いかと思います。

プライバシーや外からの光を遮断する

外から車内が見えると気になったり、駐車場内の明かりや行き来する車のライトがあると車内に光が入ってきて眩しいと思いますので、窓をカーテン等で見えなくすることが良いと思います。

安眠のために

アイマスクや耳栓があると睡眠の妨げを防ぐことができます。

特に車中泊する場所に他の車が多い場合は、車の出入りの音が気になります。

またトラックが多い場所では特にアイドリングの音が聞こえてきて、眠れないことがありますので耳栓は必須だと思います。

車中泊をする場所の選び方

車中泊をする場合に付近に何もない場所を選ぶと色々不便ですので、売店やトイレ等が近くにある場所がおすすめです。

その条件に当てはまるような場所として、道の駅が最適だと思います。

道の駅の売店は夜に閉まってしまいますが、トイレと駐車スペースは24時間使えますので問題ありません。

また車中泊をする際に食事が必要な場合は、事前に用意しておくのが無難かと思います。

道の駅によってはレストランもなく、何も売ってないところもありますので食事ができるかどうかわからない場合は、準備しておくことも必要になりますね。

関東のおすすめ車中泊スポット

車中泊では旅行先の近くに泊まることがベストですが、景色が良いところや設備が整った場所もあるため、車中泊を楽しむために場所選びをしっかりと行うことも重要だと思います。

景色の良い場所にある道の駅

道の駅名 箱根峠
場所 神奈川県足柄下郡箱根町箱根381番地22
駐車場 小型車23台、大型車8台、身体障害者用1台
施設営業時間 午前9時~午後5時
施設 駐車場、トイレ、情報コーナー、軽食コーナー、お土産コーナー、展望台
周辺の観光地 芦ノ湖、森のふれあい館、箱根駅伝ミュージアム

おすすめポイント

芦ノ湖のすぐ近くにあり、芦ノ湖の景色を楽しむなら最適な道の駅です。

また芦ノ湖スカイラインから箱根スカイラインまで行くことができますので、箱根をドライブするのが目的なら最高のロケーションとなります。

駐車スペースも広く、すぐに満車になることはないと思いますので車中泊には最適な場所かと思います。

食事は売店の営業時間内であれば、道の駅でもとることができます。

道の駅で車中泊してから箱根スカイラインに向かうと、朝早くから行けるので道も空いており、存分にドライブすることができます。

道の駅名 富士吉田
場所 山梨県富士吉田市新屋1936-6番地
駐車場 小型車287台、大型車20台、身障者用9台
施設営業時間 午前9時~午後7時(食堂は午前10時~午後5時)
施設 駐車場、トイレ、総合案内所、ふじやまビールビール館、物産館、富士山アリーナ、富士山レーダードーム公園、富士山レーダードーム館、富士吉田市立歴史民俗博物館
周辺の観光地 富士山、新倉山浅間公園、諏訪の森・自然公園、富士五湖

おすすめポイント

目の前には富士山がある絶好のロケーションの道の駅です。

駐車場以外にも地ビールレストランや公園、博物館など楽しめるスポットが多くあることが魅力で、車中泊だけでなく観光地として楽しめます。

特に富士の名水を汲むことができるので、湧き水を飲めるというのが魅力です。

駐車スペースはかなり広いので、十分に駐車できるかと思います。

登山が目的なら吉田口登山道も近いので、このまま登山することもできますね。

温泉に入れる道の駅

道の駅名 両神温泉薬師の湯
場所 埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄2380番地
駐車場 普通車130台、大型車5台、身体障害者用2台
施設営業時間 午前10時~午後8時
施設 駐車場、トイレ、両神温泉薬師の湯、薬師そば、名産品
周辺の観光地 法養寺薬師堂、埼玉県山西省友好記念館、両神国民休養地あづまや山

おすすめポイント

Ph9.2のアルカリ性冷鉱泉で肌がつるつるになる温泉が自慢の道の駅です。

道の駅と言うよりも温泉の駐車場という感じですが、駐車スペースは広いため車中泊も問題ありません。

都心からも容易に行ける場所にあり、本格的な温泉に入れるため、温泉を目的に行っても良さそうですね。

お蕎麦を食べれるところがあるので、食事を準備しなくても問題ないという点も気軽に行けて良いです。

道の駅名 湯西川
場所 栃木県日光市西川478-1
駐車場 小型車34台、大型車5台、身障者用3台
施設営業時間 午前9時~午後9時
施設 駐車場、トイレ、湯の郷湯西川観光センター
周辺の観光地 平家の里、瀬戸合峡

おすすめポイント

湯西川周辺には、温泉が湧く場所がたくさんあり温泉巡りをすることもできるスポットです。

しかし道の駅であれば、温泉に入ってそのまま泊まることができるため思う存分温泉を楽しめます。

湯西川は、アルカリ性単純泉の天然温泉でリラックスできます。

また展望風呂もあるので、景色も楽しめる贅沢な温泉となっており温泉好きにはおすすめしたいポイントです。

温泉以外にも水陸両用車で湯西川ダム湖をクルーズするという中々できない経験をさせてくれるところなので、道の駅に寄る際はぜひクルーズも楽しむべきかと思います。

関東の車中泊スポットについてまとめ

道の駅はどんどん進化しているなあという印象で、昔は何もない場所で寝るだけというイメージでしたが、これだけ施設が充実して観光も楽しめれば道の駅を目的にしても良さそうですね。

車中泊は時間を無駄にせずに旅を楽しめるので、ぜひ経験しておくべきだと思います。

車中泊する場所として、他に高速道路のPAが施設が充実してて良さそうだと思いましたが、道の駅よりも騒音が大きいと思いますので快適さでいえば道の駅がベストになりそうですね。