車人気ランキングからみる男性が乗るべき外車は?

近年、外車が日本市場を重要視していることから日本人に最適な車種が増えてきたと思います。

かつての外車は、高級車ばかりというイメージでした。

外車がそもそも高い車しかないわけではなく、ラインナップの中でも高グレードを選んで販売したり、排気量の大きい大型車のみを販売していたことが理由です。

海外から輸入するための輸送費や税金、日本の法律に適合させるための仕様変更も要因でしょうが、これらはある程度の販売数が見込めれば償却できるため、そのせいで価格が異常に高くなるとは思えません。

ただしシンガポールのように車に多額の税金をかける国であれば、全ての車が高級車になってしまいますが、日本は先進国であるため車を持つことが普通であり、また主要産業であるのでそこまで高くなりません。

しかし日本の自動車は排気量によって税金が高くなりやすいという特徴があるため、大型車ばかりを売ろうとしたら不利になります。

そのため近年では小型車をラインナップする外車が多くなり、その結果売れているのです。

元々高級車というイメージができているため、その車を手頃な価格で手に入れることができる環境となったわけです。

外車の人気車種は何?

外国メーカー車モデル別トップ20(2017年)

 

2017年の外車販売数ランキングです。

トップがBMW・ミニ、2位がフォルクスワーゲン・ゴルフとなり、3位にはメルセデスベンツ・Cクラスがランクインしております。

このランキングをみると購買層のニーズがよくわかります。

上位2車種はいずれも低価格な小型車です。

ミニもゴルフも有名な大衆車であり、日本でも扱いやすいサイズの車ですので売れやすい車と言えます。

特にミニは、先代がクラシックなイメージで日本での人気が高く、知名度があります。

現行型では、先進的なデザインとデザインに自由度があるため見た目を楽しめる車として人気があります。

またコンパクトカータイプ、クロスオーバータイプ、ワゴンタイプ等のバリエーションが多く、好みに合わせて選べます。

2位のゴルフは、世界の販売数トップクラスに位置する車かと思います。

日常的に扱いやすいサイズですが、高速走行においても安定性がよく、乗り心地も優れています。

コンパクトカーでありながら長距離運転でも疲れないことから、この車1台あればなんでもできるのが強みです。

またトルクに余裕があるエンジン特性であるため、日本車のように高回転を多用せず燃費を良くする技術をもっており、パワーがあるわりに燃費が悪くないというのもメリットです。

3位のCクラスは、メルセデスベンツの標準的なセダンという位置づけの車です。

高級感がありながらそれほど気取らずに乗れる車です。

個人だけでなく法人で使用する人も多い車ですので、毎年販売数は上位にくる傾向があります。

メルセデスベンツには、さらに上のクラスにEクラスやSクラスがありますが、Cクラスで十分な走行性能と乗り心地を備えていると思います。

男性が乗るべき外車は?

販売数ランキングからみた人気車種は実用的な車が多いです。

しかし外車には、日本車にはない魅力的な車が多いのが特徴といえます。

そこでコストパフォーマンスが良くておすすめできる外車について紹介したいと思います。

かっこいい外車のおすすめは?

クライスラージープ・コンパス(価格300万円~)

クライスラージープは、元祖ジープを作っているメーカーです。

今でもラングラーという車種は伝統的なジープの形となっています。

そのジープが出した現代版のジープがコンパスです。

アメ車というと高排気量車が多いイメージですが、本車種は2.4Lですので小型な部類になります。

価格も300万円代~ですので、高級車というわけではありません。

ジープの特徴である縦スリットのグリルを現在風にアレンジして取り入れたデザインをしており、見た目の注目度は高いです。

またインテリアには、8.4インチの大型ディスプレイを装備するモデルもあり、視認性に配慮されています。

日常でも使用しやすいモデルといえるのではないでしょうか。

ロータス・エリーゼ(価格500万円~)

ロータスは、スポーツカー専門の自動車メーカーです。

その中でもエリーゼは同社を代表する車種で、軽量なオープンスポーツカーです。

エリーゼの魅力は本格的なスポーツードライビングを楽しむことができる車という点で、1tを切る軽量な車体に1.6L、1.8Lエンジンを搭載し軽快に走ります。

車体は軽いほど運動性が良く、特にコーナリング速度があがりますので、コーナーの多い道ではエリーゼの良さが体感できると思います。

またオープンカーですので、開放感は十分にあり天気が良いには屋根を開けてドライブすることをおすすめします。

車高が低く、エアロを意識した曲線の多いボディ形状ですので、見た目は派手で注目されやすい車です。

おしゃれな外車のおすすめは?

フィアット500(価格200万円~)

イタリアでもっとも有名な車が500です。

イタリアは日本の道路事情のように狭い道が多いため、500のような小型車は人気車種となります。

500はただ小さいというだけでなく、見た目も先代のクラシックなイメージを取り入れながら様々なデザインを起こしており、かっこいいものからかわいいものまで様々なデザインをラインナップしています。

エンジンは、ツインエアと呼ばれる2気筒エンジンが特徴的な音を奏でます。

さらにスポーツ走行を重視したい方は、アバルトというメーカーでチューニングされたモデルを選ぶこともできます。

フォルクスワーゲン・ザビートル(価格200万円~)

ビートルは、伝統的な丸目のヘッドライトとボディ形状をとっており、このデザインが好きで買う人が多い車種です。

昔のビートルは、リアエンジンの空冷式でしたが、今はフロントエンジンの水冷式であり、ゴルフ等と同じであるため特別なメンテナンス知識等なくても気軽に乗れる車となっています。

カラーバリエーションが多いので、様々な色を検討することができ、自分好みのビートルを探せることも楽しめます。

高級感のある外車のおすすめは?

レンジローバーイヴォーク(価格500万円~)

レンジローバーはランドローバー社の高級SUVという位置づけの車で、このイヴォークは高級さと先進的なデザインを組み合わせたデザインをとっています。

元々ランドローバー社の車は、悪路を走れることを重要視しているため舗装路じゃない道でも快適に走れる性能を有していますが、イヴォークはさらに都会での快適性も追求されている車です。

デザインはシンプルでありながら高級感もあり、このデザインに惹かれて購入する人が多いです。

フォルクスワーゲン・アルテオン(価格500万円~)

アルテオンは、フォルクスワーゲンの中でも高級な車です。

フォルクスワーゲンは大衆向けの車をメインにしているため、アルテオンは高級でありながらコストパフォーマンスに優れています。

インテリアはセダンでありながらトランクの積載量をワゴン車並にしたり、メーター内の液晶にナビを搭載したり、実用的な機能を多く備えています。

さらに高速走行においても、安定性が高い上に静粛性にこだわっているため快適な運転を楽しめます。

同クラスの他の車種よりも価格が抑えられており、コストパフォーマンスが高い車といえます。

外車はおすすめ?

燃費や税金面で軽自動車を選びたいのであれば、日本車一択となりますが、運転を楽しみたい、おしゃれな外見にもこだわりたいという方はぜひ外車も検討するべきかと思います。

車は国によって味付けが違いますので、様々な国の車に乗って、自分のお気に入りの1台を探すのがいいかと思いますね。