車の保険料は月額いくらが相場になるのか？
車の保険料は、月額数千円～数万円と条件によって様々ですが、それでも年間数万になることから相当な出費となります。
車の保険は安ければいいものではないかと思いますが、それでも安くしたいと思ってしまいますよね。
私も一時期車を2台持ちしていたため、2台合わせると年間20万近くの保険料になっていました。
車両価格が安く、車両保険を入れていない場合はそれほど高くならないのですが、2台のうち1台はランサーエボリューションという車で車両価格が400万円でした。
またランサーエボリューション（以下ランエボ）は、盗難に合いやすい車としても有名でして、車両保険は必須でした。
車両保険というのは、事故時の損傷だけでなく盗難も補償してくれます。
ランエボには、盗難の多さから最高のセキュリティ（プレミアムセキュリティアラーム）が標準装備されていましたが、駐車していた場所が自宅から離れていたので盗まれる心配がありました。
ということから150万円のロードスター（車両保険なし）と400万円のランエボ（車両保険あり）の保険に加入していましたが、 やはり相当な維持費でしたので、保険料の見直しを検討することにしました。
車の保険会社について知る
車の保険会社は種類も多く、どれを選べばいいのか難しいかと思います。
大きく分けると代理店型と通販型があります。
＜代理店型と通販型の特徴＞
| 項目 | 代理店型 | 通販型 |
|---|---|---|
| 担当者 | いる | いない（その都度対応者が異なる） |
| 手続き方法 | 電話、書類の郵送 | インターネット |
| 保険料 | 高い | 安い |
| 特約の量 | 多い | 少ない（必要最低限はある） |
さらにそれぞれの中にも国内、海外の損保、共済系がありますし、個人で加入する場合と団体加入する場合があります。
団体加入は、勤め先経由で保険に加入するケースのことで、勤め先の社員が同じ保険会社に加入することで保険料が割引されます。
私も団体加入で契約していたことがありますが、4割引きされました。
とにかく特約が多くて安心したいという方であれば、団体加入で入ればお得になると思います。
しかし保険料をできるだけ安くしたいという方は、さらに保険料が安くなる方法があります。
車の保険に必要な条件を明確にする
保険料を安くするには、自分が最低限必要だと思う特約を決めておくが重要です。
ちなみに私が必要だと思う特約はこちらです。
| 特約 | 理由 |
|---|---|
| 対人賠償無制限 | 賠償のため金額の上限を儲けないほうがいいから |
| 対物賠償無制限 | 賠償のため金額の上限を儲けないほうがいいから |
| 対物超過無制限 | 賠償のため金額の上限を儲けないほうがいいから |
| 人身傷害無制限 | 賠償のため金額の上限を儲けないほうがいいから |
| 弁護士費用 | 裁判で必要になるケースがある |
| ロードサービス | 事故発生場所からレッカーする先までの費用は必要 |
| 証券発行 | 通販型は証券が発行されないため、通販型では必要 |
その他にも、事故時に代車を借りる費用、入院時の見舞金、災害による補償などもあるかと思いますが、 選択しなくても付いている場合もありますし、なくてもいいと考えています。
代車費用はそれほど高額でありませんし、入院関係は別の保険でもカバーできそうです。
災害時の補償は、絶対ないとは言い切れませんが一生に一度あるかないかの話だと思いますので付けてません。
以上のことをふまえて各保険会社の見積もりを比較してみました。
車の保険料の相場を知る
見積もりをしたのは、通販型7社、代理店型1社、共済1社です。
保険料の安さを重視するためには、通販型を複数見積もることが重要です。
代理店型と共済型は、比較参考にしてください。
＜通販型＞ ①チューリッヒ 月額保険料：1647円
②SBI損保 月額保険料：1504円
③イーデザイン損保 月額保険料：1771円
④セゾンおとなの自動車保険 月額保険料：2863円
⑤ソニー損保 月額保険料：1805円
⑥損保ジャパン日本興亜 月額保険料：2810円
⑦アクサダイレクト 月額保険料：1940円
＜代理店型＞ ①あいおいニッセイ同和損保 月額保険料：3191円
＜共済型＞ ①全労済 月額保険料：3840円
☆特徴
通販型は、プランを細かく選択できます。
代理店型と共済型は、これだけ網羅してるから安心でしょ？という内容でした。
また通販型に比べて月額1000～2000円ほど高くなります。
しかし通販型でも保険会社によっては最大1000円ほどの差があったのが驚きです。
今回は条件を統一しておりますが、各社で見えない部分にコストがかかっているのでしょうかね？
車の保険料の相場を知ったら安いところを選ぶべき？
見積もりがわかったところで契約するのは、一番安いところにするべきかというとそうともいえません。
１つは顧客満足度で、事故対応の評判が悪いところは避けたいです。
しかし口コミを調べてみると、保険会社というよりも担当者の良し悪しが影響していそうです。
同じ保険会社でも評価がまちまちな場合が多く、一概にこの保険会社が悪いとは言えません。
もし保険会社の質が悪ければ、すぐに倒産してしまうでしょうから今回の取り上げた保険会社であれば悪くはないと思います。
もう1つは営業所の場所です。
事故対応する担当者は営業所から来ますが、もし自分が住んでいる場所に営業所がなかったらどうなると思いますか？
事故が起こって保険会社に連絡しても、なかなか到着しないという事態が想定されます。
事故対応は速やかに行いたいというのが、一番求められるかと思いますので、検討している保険会社の営業所がどこにあるかを知っておくことは重要です。
できれば営業所が多くある保険会社が安心ですね。
この点は、保険料との兼ね合いで決めておくといいでしょう。
車の保険料を知りたい時はどうすればいい？
保険会社はとても多くあるので、迷ってしまうかと思います。
そこで一括で複数の保険会社から見積もりをもらえるサービスがあります。
見積もりの結果はメールですぐに分かりますので速くて便利です。
私も一括見積もりをした中から選びましたので、まずは一括見積りをして検討してはいかがでしょうか？
