安いタイヤでも大丈夫?アジアンタイヤがおすすめな理由

車の消耗品において、とくにタイヤは高価であるため維持費の中でもとくに高いと感じるかと思います。しかし最近では安いタイヤが増えておりまして、アジアンタイヤと呼ばれる輸入タイヤのことです。

特に安いものだと値段が国産の10分の1になりますので、そんなタイヤで大丈夫なのか?と不安に思われるかもしれませんが、私も数種類使ってみて印象は大変良いです。

そこでアジアンタイヤがなぜおすすめなのかその理由とおすすめのタイヤについて紹介したいと思います。

そもそも私が愛車のロードスターを購入した際に、タイヤはヨコハマADVAN A11という銘柄のものがついていました。

これは純正装備されているタイヤで、性能的には普通です。

ただし一般販売はされていないので、このタイヤの価格などはわからないです。

さて、このロードスターは純正のタイヤを履いており、そのタイヤは販売されていないということからわかるのは、まだタイヤを交換したことがないということです。

しかし車を購入してから私はあまり考えずに、このタイヤのまま1万kmぐらい走っていました。

まだ溝はあったし、問題ないだろうと思っていたのですが、ある日に山道でツーリングを楽しんでいました。

走行しているとある場所に水たまりができていたのですが、そこはカーブでした。

何も考えずに水たまりを通過して曲がろうとしたら、急にタイヤが滑り始めスピンしそうになりました。

ハンドル操作でなんとか体勢を整えましたが、一歩間違えれば事故になるところでした。

「そういえば雨の日にタイヤが空転することが多々あったなあ・・・」

そんなことも考えながら怖くなって、タイヤを交換しようと思いました。

そしてタイヤを探すわけですが、当時はあまりお金がなくできるだけ安いタイヤにしようと思って探しました。

車のタイヤは値段がとても高い

タイヤメーカーで有名なところですと国産タイヤのブリジストン、ヨコハマ等が候補かな?と思い調べてみました。

タイヤを購入する場合、ガソリンスタンド、カー用品店、ネット通販等がありますが、それぞれ以下のような長所、短所があります。

品揃え:ネット通販>カー用品店>ガソリンスタンド
価格:ネット通販<カー用品店<ガソリンスタンド
取り付けまでの日数:ガソリンスタンド<ネット通販≒カー用品店

今回優先すべきことは価格なので、ネット通販を利用して購入を考えました。

次にロードスターで使用するタイヤサイズを指定して、価格調査を行いました。

その結果、標準グレードのタイヤでも1本2万円近くすることがわかりました。

最初、1台分かと思いましたが1本です。

タイヤというものは、2年に1回交換する場合もあり、さらに夏用と冬用があります。

2年毎に8万円の出費は苦しいと思い、他に安くする手段はないかと考えました。

中古のタイヤを買ったほうがいい?

1つは、中古タイヤを購入することです。

中古タイヤはオークション等で売買されており、自分が欲しいサイズのタイヤを探せばみつけられるかと思います。

ただしオークションの場合、現物確認ができないかもしれません。

タイヤは、溝の残り、ひび、経年劣化など色々不安な要素があります。

例えば溝が多くあったとしても、タイヤが作られてから時間が経つとゴムが固くなったりして性能が落ちます。

そのようあタイヤを買ったとしても1年で使えなくなるかもしれません。

もちろん1シーズンのみと割り切れる方は、中古でOKかと思いますが値段だけで選ぶと後悔することを念頭に置いてください。

海外製のタイヤを買うのがおすすめ?

もう1つは、激安の海外製タイヤを購入することです。

海外製とは、具体的にはアジアで生産されているタイヤです。

多いのが台湾、中国、インドネシアです。

これらの国は、人件費が安い、原材料のゴムが安価に手に入る等の理由で日本製タイヤとは比べ物にならない値段で売られています。

ロードスターのサイズで検索すると1本3000~4000円で買えます。

国産タイヤの5分の1以下の価格です。中古タイヤと比べても同等以下の価格です。

アジアタイヤの性能は?

まず、NANKANG(ナンカン)NS-2を選んだ理由は、ナンカン社は日本のタイヤメーカーから技術を学んで生産しているため信頼性が高く、特にNS-2はスポーツ走行も想定しており、ロードスターにぴったりだと思ったからです。

NANKANG(ナンカン)NS-2を履いたロードスターでサーキット走行もしたことがありますが、タイヤに損傷が出るようなことはなかったです。

またNANKANG(ナンカン)NS-2は3年ほど履いていましたが、滑べりそうになったこともなく安全に走ることができています。

そしてCorsa(コルサ)2233は、インドネシアがゴムの生産国であり、インドネシアにもタイヤ工場が多くあり、技術力があって信頼できると思ったからです。

Corsa(コルサ)2233はコンフォート向けタイヤです。

ロードスターでサーキット走行はあまりしないため、コンフォートでも問題ないと思って選びました。

Corsa(コルサ)2233はナンカンNS-2よりロードノイズが少ないと感じました。

コンフォートタイヤなので、縦溝になり転がり抵抗が少ないこととゴムが硬めなのが影響しているのか思われます。

サーキットを楽しみたい方であれば、ナンカン等のグリップ重視のタイヤを選んだほうがいいかと思います。

アジアタイヤはおすすめ?

アジアタイヤはおすすめできると思います。

ただしメーカー毎に特徴がありますので、色々試してみると面白いかと思います。

注意点としては、タイヤの空気圧が日本の規格と異なる場合があります。

海外の規格を指定している場合、指定の空気圧より高めにいれる必要があります。

その場合、空気圧の対応表を確認して、購入したタイヤの規格に合う空気圧を入れるようにしてください。

空気圧別負荷能力対応表

アジアタイヤは種類が多いので、今後もメーカーを変えて色々試そうと思っています。